ご無沙汰しておりまーっすと。
なんだかんだバタバタしておりまして、
あーそーいやブログそろそろ書きますかって思ってたらすげーあいちゃいました。
一周まわって褒めてください←
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先週は久々のスタジオでした。
ありかは今回TOO CLOSE TO SEEのレックに参加の為お休み。
いきやも東京から前日から前乗りだったので体調も◎。
スタジオもいつもより広いところで快適にやってきました。
しかしここでやってくれます平沢親分。
リフが出ません…
いつもなら数十個のうち一個くらいはイイの出してくるのですが、
今回は1000個もってきてもピンとこないだろうなっていう空気感が充満。
もはやテロです。
いつも気の長い僕が飽きてきました…←そもそも気が長いのかどうかも疑問
結局キたんじゃないかっていうのは、親分的には
「こんなんでいいん!?」
というありがたいお言葉をいただいております。
ありがとうございます。
現在3曲くらい並行でやりながら、ちまちまと創り上げてます。
仮タイトルでいうと
修業
とんかつ
吉祥寺
という、トランプ政権みたいなケイオスに陥ってますが笑
どの曲も可逆性に満ちた曲たちです。
お披露目できる機会を楽しみにしておりまっせ!!
もちろんスタジオ後には恒例の焼き肉。
親分の修業は「とろろご飯の刑」でした。
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最近、「君に届け」という漫画を読みなおしました。
まぁ、結論ですけど
ピュアな心がこんなにも美しいとは思ってもみなかったです。
さらに言うと、
身長168cmくらいで黒髪ロング華奢清楚で言葉遣いがとても綺麗な人いませんか?
っていうことですよね。
二次元にはまって帰ってこれない人の気持ちがわかりました。笑
いやー久々にきゅんきゅんするようは時間を味わいました…
現実に向き合いますか…
…
いやいや、これただ単に変態なだけやんけ。だめだめ。
やばいやばい、真面目にいかな。
ただでさえクズなのに字面だけでも保たねば!!
うーんとね。
時間が経つことによって、感じることって変わるじゃないですか。←変化球
音楽の趣味みたいに、
年齢を重ねればちょっと落ち着いた雰囲気の曲が好きになっていたり、
濃いめの味付けの物がそんなにたくさん食べれなくなったり←
まぁつまり、変化するのは周りの環境だけではないんですよね。
自分の内面的に・精神的に変化するのって、
意外と自分自身では気付けていないことが往々にしてあるのでは?と。
そりゃ自分とはずーっとつきあっていかなければならない存在というか概念で、
四六時中一緒ですし。
だから久々に会った友達とかと話をすると、
「あれ?自分ってそんなこと思ってたの?」
ってびっくりする発言してたりすることないですか?笑
自分で気付けていないことに気付くきっかけって、
実は色々あるんだなって感じるわけです。
ヒト、音楽、食、本とか、いろいろ。
そのきっかけの引き出しが多い人は、総じて魅力のある人であると感じます。
一つの事にディープにはまっている人もすごいけど、
やっぱいろんなジャンルにアンテナぴんぴんな人の方が好きだな。
まぁ、爽子の可愛さは数年たっても変わりませんが←
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最近衝撃を受けた人。
デザイナーさんなんですが。
ヴィクトリア・アンドレエヴァという女性の方。
その人のブランド名が、
Cherevichkiotvichki
っていう、読むのも覚えるのも大変な名前なんね?
(シェレヴィッキオヴィッキと読みます)
ヴィクトリアさんのインタビューがあったんです。
で、なんでこんなブランド名にしたの?って聞いたら
*
私が子供だった頃に因んでいるのよ。
小さいときから、何か物を作りたかったの。
それも靴。靴の複雑さに惹かれたわ。
古いスラブ語で、「shoe by Victoria(ヴィクトリアが作った靴)」っていう意味の3語をくっつけて、
英語のアルファベットで綴ったら、発音できるんじゃないかと思ったのよ。
私にとっては簡単なの、言葉の由来を知ってるから。
ブランド名は、私個人と、私の仕事が象徴するものを区別するためなの。
私の仕事は、儀礼的な物作りと言えるわ。
細心の注意を払って、ディテールに配慮して、時間をかける。
*
って素っ気ない答え。笑
で、この人の製品には、ブランドロゴを極力目立たないところに、
ちょこっとつくようにしてるんだって。
その理由も、
*
ブランディングは私の頭にないわ。私が何かを作るとき、ラベルは関係ない。
法律上輸出に必要だから、小さいブランド ロゴを付けてるけど。
それも、あまり目障りにならない場所を選んでるわ。
ラベルは、他人に承認されたい人のためよ。
Cherevichkiotvichkiの靴を買う人たちは、個人主義者だと思うわ。
*
っていう、もうこういう感覚の人なんだなって思って。
それが逆にものすごくかっこいいと思えて仕方がない。
洋服とか、モノにはブランドロゴがついてることが大半で、
むしろそのロゴが付いているかいないかで判断されることも多い。
僕もよくブランドロゴを見て、
「おっ、かっこいいネーム(商品タグ)ついてるやん!」
と、興味をひかれることも多くて。
実際。ロゴがダサいとモノもダサいという…。
街中では今完全にブランドロゴブームなんだけど、
そんな時代からも逆行するというか、
そもそも時代に即すことなんて考えてないんじゃないかなって。
自分がイイと思ったモノを、自分が納得する形で世に出す。
さらに、彼女は、
*
私は、靴を作ることと、出来上がった靴のその後を結びつけて考えないから。
自分の中では、作ったものをお店に受け渡した時点で、プロセスが終わるの。
誰が履いてもいいの。解釈は自由よ。
*
とまで言っている。
この言葉を見たとき、ドキッとさせられたんですよね。
今の時代、どうやったら売れるか、みんな躍起になっているし(それはごく普通のことなんだけれど)
エンドユーザーに即したものを作ろうとしてる。
こんなマーケティング無視することなんてあるん!?
俗にいう、平沢親分よろしくのこんなんでいいん!?
でも、この人はそんなこと全然考えていなくって。
言うたら究極のドSみたいな。
履きたければ履けばいいし、どう感じてもらってもイイのって感じ。
…はて…
これ…
これ、僕がquellをやる原点とものすごく近いんです。
いや、おこがましいんやけど。マジで。笑
っていうのも、
「真面目にふざける・真面目に遊ぶ」がコンセプトだし、
ライブ中もそんな煽ったりしないし。←たまにするけど最近そんな気分じゃない
聴きたい人は聴けばいいし、聴きたくない人は聴かなくてもいい。
やればキャッチ―に聞こえるだろうしわかりやすいってことも、
メンバー自身がやりたくないフレーズはやらないし。
ダサいのはイヤ。
かっこいい、このメンバーでしかやりえない曲を作りたい。
それをどう受け止めようが、それはそれ。あなたはあなた。
quellはそういう自由度の高い反骨心みたいなものの集まりだと思ってます。
だから、仲のいいバンドがいないんですかね←やめなさい
ちょっと涙を拭いてきました。
話ずれたけど←
何が正解か不正解か、
そもそも正解なんてあんのかっていう世の中に、
「これが私の答えよ」
はい、ばしーん!!
みたいに突きつけることのできる人がいるんだな。
という事実に巡り合えたことに感謝したし、何より考えさせられた。
こういう、バックグラウンドにフォーカスした記事はとても好き。
どんな人?なんで?どう考えてるの?
とかいう、
実際いたらすげーうぜー奴みたいなんいなってますけど笑
モノが溢れているからこそ、
そのモノに込められた想いとかが重要なのではないかと。
もちろん、Cherevichkiotvichkiの靴を履きながら書いております。
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長くなっちゃいましたが。
最近バンド音楽ブームキテマス。←数年ぶり
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